先日、お仕事で台湾に行ってきました。
帰省でしか行ったことがない台湾。
初めてホテルに泊まれてちょっと嬉しかったり、
台湾に行くのが初めての学生たちを見ながら、
10年以上前、自分が初めて台湾に行ったときのカルチャーショックを
思い出したり、と、不思議な気分も味わいました。

夫は旅に行くときもいつもマイペースで、
ギリギリに支度をして、だけど読みきりで間に合うよね、
みたいなのを喜びとしているところがあります。

今回も直前まで別の仕事をしていて、
何度も、「先に旅行の支度をすればいいのに」と言ったのに生返事。
こういうときは何を言っても無駄だと思い、私は自分の支度に専念。

結果、準備はちゃんと終わっていたので、
もう何も言わないほうがいいんだなと、再確認しました。

この「絶対に自分のペースを変えない」というのは、
意外と勝負師にとって大事なのかなと、最近は諦めの境地に至っているところです。

そしていつも抜けている私ですが、台湾でもやってしまいました。
寝坊したーと思って急いで支度し、夫を急かしてロビーに降りたところ、
誰もいない…。夫が何かに気づいて、フロントに確認しに行ったところ、
９時だと思ったのが、８時でした。

そう、日本と台湾には１時間の時差があるのです。
この日私が見たのは、時差調整をしていない携帯の時計。
夫には大きく呆れられ、いったん部屋に戻りました。

台湾は相変わらず居心地が良くて、
人が優しいなといつも思います。
今回も家族や夫の知り合いの方、たくさんの方にお世話になりました。

台湾に行くといつも、人は助け合って生きているんだということを
実感します。日本では希薄になりつつある人間関係が、
台湾ではまだまだ密な感じだからでしょうか。
この密な感じも、最初は戸惑いばかりだったけど、
15年以上夫と一緒にいるのでだいぶ慣れたようです。

台湾に行くなら春か秋がベスト。
夏はちょっと暑すぎて大変でしたが、南国感は満点でした。
ぜひ一度台湾に行ってみてくださいねー。