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雲外の峰 (2017-5-14 0:01:36)精霊の守り人 (2017-1-21 8:05:04)
2017.4.27 記
精霊の守り人
上橋菜穂子 新潮社 2007.4
今年、NHKでドラマ化された。その第1回を見た。調べてみて原作小説があることを知り、直ちに本屋に行った。
ドラマは4回で第一話が完結だが、第2回を見る前に読み終えた。
わたしはファンタジーが好きである。ハリポタは全巻そろえて持っている。十二国記はすべて読んだ。彩雲国物語は図書館から借りた。グインサーガも全巻持っていたが、今は大部分手放した。
金庸小説も武侠ファンタジーであり、全巻そろっていて、もう三回以上読んだ。
解説によれば、「精霊の守り人」が書かれたのは1996年である。なんとわたしが金庸小説にはまった年である。それなのにこんなにおもしろい小説を知らなかった。
もっとも、文庫化にあたり、漢字を増やしたりして大人に読みやすくしたというので、これでよかったかもしれない。それでも文庫化は2007年、すでに9年たつ。
ファンタジーは現実ではない。だから舞台設定をきちんと行わなければならない。つまりその世界を設計することだ。話の都合で適当に能力を付加したり世界を変えたりしてはいけない。
この小説はその世界がきちんと出来ている。それで引き込まれる。小説もドラマも続きが楽しみだ。
ドラマと小説では差異がある。主人公バルサが二ノ妃に皇子チャグムの護衛を頼まれるあたり、かなり異なる。そうなるとその後の展開もそれに沿わなければならない。それがきちんと出来ているかどうか、それがドラマの世界が出来ているかどうかということだ。矛盾はなかった。
現在は第一話は完結している。期待通りだった。第二話は来年の一月という。
ドラマのバルサ役は「綾瀬はるか」だ。なんと迫力のあることよ。
精霊の守り人
上橋菜穂子 新潮社 2007.4
今年、NHKでドラマ化された。その第1回を見た。調べてみて原作小説があることを知り、直ちに本屋に行った。
ドラマは4回で第一話が完結だが、第2回を見る前に読み終えた。
わたしはファンタジーが好きである。ハリポタは全巻そろえて持っている。十二国記はすべて読んだ。彩雲国物語は図書館から借りた。グインサーガも全巻持っていたが、今は大部分手放した。
金庸小説も武侠ファンタジーであり、全巻そろっていて、もう三回以上読んだ。
解説によれば、「精霊の守り人」が書かれたのは1996年である。なんとわたしが金庸小説にはまった年である。それなのにこんなにおもしろい小説を知らなかった。
もっとも、文庫化にあたり、漢字を増やしたりして大人に読みやすくしたというので、これでよかったかもしれない。それでも文庫化は2007年、すでに9年たつ。
ファンタジーは現実ではない。だから舞台設定をきちんと行わなければならない。つまりその世界を設計することだ。話の都合で適当に能力を付加したり世界を変えたりしてはいけない。
この小説はその世界がきちんと出来ている。それで引き込まれる。小説もドラマも続きが楽しみだ。
ドラマと小説では差異がある。主人公バルサが二ノ妃に皇子チャグムの護衛を頼まれるあたり、かなり異なる。そうなるとその後の展開もそれに沿わなければならない。それがきちんと出来ているかどうか、それがドラマの世界が出来ているかどうかということだ。矛盾はなかった。
現在は第一話は完結している。期待通りだった。第二話は来年の一月という。
ドラマのバルサ役は「綾瀬はるか」だ。なんと迫力のあることよ。