準々決勝で最初に勝ちあがったのは、井山六冠でした。

それも棋聖戦のタイトルマッチと同じ顔合わせの河野九段との
対戦。

黒番が井山さん。



いきなり黒１１の手は吃驚しました。
順調に確定地を増やす河野九段に対して、模様を広げる井山六冠。

黒６７と左辺を捨てに行った手が今後の展開を左右する手。
模様対実利の対決ですね。



黒２に対して白３と手をつけに行きました。
最後のコメントでは、黒１６ではＡと打つべきだったと自局を振り返り
ました。Ａと打てば、しのぎが難しかったでしょうというもの。

わたしだったら全部取られそうです＾＾；；



結局、左右でフリカワリ、地合いのバランスはとれているようです。

早碁で激しい戦いを観れるのは、井山さんならではです。

もっともっと面白い碁がみたいと思います。
明日からの棋聖戦も見逃せませんよ＾＾

では。
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